前回からの変化

前回(2026-10-24付、23日の取引)との比較である。前回から週末を挟んでおり、今回は26日(月)の取引を扱う。本土・香港とも開場した。

変わったこと(変化・新規)

  • 上海総合指数は前回の3690.48から3697.52へ7.04ポイント(0.19%)上昇し、反発から小幅続伸となった(OANDA ラボ: 中国株サマリー)
  • ハンセン指数は前回の2万3093.37から2万3211.81へ118.44ポイント上昇した。ハンセン中国企業指数(H株)は7756.25から7802.09へ0.59%上昇した(OANDA ラボ: 香港株サマリー)
  • 前回買われた半導体・自動車株は一転して売られ、代わりに石油・石炭や銀行、不動産が買われた(同上)
  • 深セン成分指数は1.19%安の1万1534.38と、上海と逆に大きく下げた(OANDA ラボ: 中国株サマリー)

昨日と同じこと(継続)

  • 中東情勢への警戒が上値を抑える構図は前回から続いた。今回は米大統領がイランへの新たな軍事作戦の可能性に言及し、原油高が警戒された(同上)
  • 前回の急落を受けた値ごろ感からの買い戻しも続いた(同上)

要因の連続性

  • 継続要因: 中東情勢の緊迫と、値ごろ感からの買い戻し。前回から引き続き働いた
  • 新規要因: FOMCを控えた様子見ムードと、第3四半期決算期の個別銘柄物色が加わった
  • 解消した要因: 前回の買い材料だった半導体・自動車株への値ごろ買いは一服し、売りに転じた

市況サマリー

26日(月)は本土・香港とも開場した。

指数 終値 騰落率 前回の終値
上海総合指数 3,697.52(人民元建て) 0.19%高 3,690.48
ハンセン指数 23,211.81(香港ドル建て) 0.51%高 23,093.37
ハンセン中国企業指数(H株) 7,802.09 0.59%高 7,756.25
ハンセンテック指数 3,857.53 0.36%安 取得できず

CSI300の終値は確認できなかった。上海・深セン両市場の売買代金は約1兆6087億元だった(OANDA ラボ: 中国株サマリー)。

指数別動向

本土(上海・CSI300)

上海総合指数は小幅に続伸した。銀行、保険、油ガス採掘、白酒が全面高となった一方、貴金属、電子化学品、半導体、電機は全面安だった。買われた銘柄はペトロチャイナ、シノペック、保利発展控股集団などで、売られた銘柄は紫金鉱業集団、富士康工業互聯網などだった。深セン成分指数が1.19%安と下げており、上海の大型・金融・資源株と深センのハイテク株で明暗が分かれた(OANDA ラボ: 中国株サマリー)。

香港(ハンセン・ハンセンテック)

ハンセン指数は、心理的な節目とされる2万3000ポイント付近を意識しつつ前場に上げ幅を広げ、後場は伸び悩んだ。ペトロチャイナ、シノペック、CNOOC、中国神華能源などの石油・石炭大手が大幅高となり、美団やLink REITも続伸した。一方、ハンセンテック指数は0.36%安と反落し、レノボ、SMIC、華虹半導体、小鵬集団などが売られた(OANDA ラボ: 香港株サマリー)。

本土と香港の方向: 上海総合・ハンセンはともに上昇し、割れなかった。ただしハイテク系だけは、深センとハンセンテックでそろって下落した。

当局・政策の動き

26日の人民銀行(PBOC)の公開市場操作と人民元基準値、CSRCの新たな措置、国家隊(国有系ファンド)による買い支えの公表・観測は、今回の出典では確認できなかった。

経済指標

26日に発表された中国の主要な経済指標は、確認できた範囲では見当たらない。

米中関係と注目銘柄

米中間の新たな規制措置と、中国ADRの26日の動きは確認できなかった。注目銘柄は、買われた側がペトロチャイナ(H株)とシノペック(H株)、売られた側がSMIC(H株)と紫金鉱業集団だった。エネルギー高を背景に石油大手が上昇し、半導体や非鉄金属は軟調だった(OANDA ラボ: 香港株サマリー)。

強気派 vs 弱気派

氏名と所属が明示された強気・弱気の主張は、今回の出典では確認できなかった。報道ベースでは、強気側の材料は最近の下落を受けた値ごろ感からの買い戻し、弱気側の材料は中東情勢の緊迫による原油高とFOMC前の様子見である(OANDA ラボ: 中国株サマリー)。バリュエーションと政策リスクの議論は確認できなかった。3サイトでの調査には至っていない。

テクニカル分析(上海総合・ハンセン指数)

上海総合指数は3697.52で、前回に続き節目の3700に届かなかった。ハンセン指数は2万3211.81と、心理的な支持線とされる2万3000付近の上で推移している。50日・200日移動平均線とRSIの数値、南向き資金、AH株プレミアム指数の最新値は取得できなかった。売買の推奨ではない。

本日の注目点

27日は、中東情勢に伴う原油の動きと、FOMCを控えた米国市場の動向が市場心理を左右するとみられる。第3四半期の決算発表に対する個別銘柄の反応にも注目したい。具体的な経済指標の発表予定は今回の出典では確認できなかった。