前回からの変化

前回(2026-10-23付、22日の取引)との比較である。今回は23日(金)の取引を扱う。

変わったこと(変化・新規)

  • 日経平均は前回の6万2907.84円から6万2693.16円へ214.68円(0.34%)下落した。前回の2.65%安に比べ下げ幅は大きく縮んだ(財経新聞)
  • TOPIXは前回の3997.50から3965.81へ31.69ポイント(0.79%)下落した。前回の1.14%安より小さい下げとなった(財経新聞)
  • グロース市場250指数は前回の753前後から754.60へ上昇し、下落から小幅反発に転じた(財経新聞)
  • 一時は6万1462円まで売られたが、買い戻しで6万2000円台に戻した。ローソク足は下ヒゲの長い小陽線(逆さトンカチ)となった(財経新聞)

昨日と同じこと(継続)

  • AI関連・半導体株の売りが指数の重しとなる構図は続いた。ソフトバンクグループ、TDKなどが下落した(財経新聞)
  • 原油高への警戒が投資家心理の重しとなる点も前回に続いた(財経新聞)

要因の連続性

  • 継続要因: AI関連投資の採算への懸念と、前日の米半導体株安の影響。前回に続き売りの材料として働いた
  • 新規要因: 米メタがAIインフラ投資計画を発表し、巨額のAI支出が十分な収益を生むかという懸念が再燃した(財経新聞)
  • 解消した要因: 前回の大幅安を招いた売りの勢いは、安値からの買い戻しで一服した。中東情勢への言及は今回の出典では確認できなかった

市況サマリー

23日(金)の東京市場の終値は次のとおり。

指標 終値 前営業日比 備考
日経平均株価 62,693.16円 214.68円安(0.34%安) 安値は61,462.61円
TOPIX 3,965.81 31.69ポイント安(0.79%安) 前回3,997.50
グロース市場250指数 754.60 1.33ポイント高 前回753前後

売買高は約28億8000万株だった(財経新聞)。

指数別動向

日経225

朝方はAI関連株を中心に売られ、一時6万1462円まで下落した。その後は買い戻しが入って下げ幅を縮めた(財経新聞)。個別ではTDK、日東電工、ソフトバンクグループ、コナミグループが下落し、ファーストリテイリング、中外製薬、キオクシアホールディングス、レーザーテックが上昇した。業種別では25業種が下落し、銀行、海運、非鉄金属が売られた。不動産、小売、水産・農林、食料品など8業種は上昇した(同上)。日経平均VIは取引中に上昇し、警戒感がうかがえた(財経新聞)。

東証グロース市場

グロース市場250指数は754.60と1.33ポイント上昇した。午後は売りが一巡する動きとなり、前日の米国のAI・半導体株安と原油高への懸念が重しだったものの、持ち直した。個別ではソーシャルワイヤが35.87%高、データセクが24.39%高となり、アクセルMは43.48%安だった(財経新聞)。

強気派 vs 弱気派

氏名と所属が明示された強気・弱気の主張は、今回の出典では確認できなかった。報道ベースでは、AI関連株の採算を巡る懸念が売りの背景とされ、一方で安値からの買い戻しが入った点が相場の底堅さと受け止められる(財経新聞)。3サイトでの調査には至っていない。

経済ニュース

23日朝には9月の全国消費者物価指数の発表が予定されていたが、結果と市場予想との差は今回の出典では確認できなかった。市場参加者は米国の経済指標に注目していた(財経新聞)。

日銀・金利・為替

23日のドル円と日本の10年国債利回りの水準は、今回の出典では確認できなかった。グロース市場の記事では、長期金利の低下に言及する先物概況が出ている(財経新聞)。日銀の次回会合は29日・30日で、23日に日銀の新たな発言は確認できなかった。為替の詳細はfxを参照。

テクニカル分析(日経225・グロース市場250指数)

日経平均のローソク足は、下ヒゲの長い小さな陽線「逆さトンカチ」となった。安値圏で買い戻しが入ったことを示し、来週の反発に期待が持てる形とされる。一方、一目均衡表では「三役逆転」が続き、基準線が下向きに転じ始めており、売り手優位の状態とされる。200日移動平均線付近が当日の安値の目安となった(財経新聞)。RSIや25日・75日移動平均線、グロース市場250指数のテクニカル値は確認できなかった。売買の推奨ではない。

本日の注目点

来週は、29日・30日の日銀金融政策決定会合と、米大手クラウド企業および国内半導体企業の決算が焦点となる。決算次第でAI関連株の売りが再開するか、落ち着くかが分かれるとされる(財経新聞)。