前回からの変化

前回(2026-11-05、前日)との比較である。前回は台風31号の接近に伴う警戒が中心で、具体的な被害は確認できていなかった。今回は、実際に降った雨量と、避難情報の発令・解除の動きが加わった。

変わったこと(変化・新規)

  • 伊豆諸島の新島村で、雨量が記録的になった。6時間で202.5ミリと観測史上最多を更新し、前回の「12時間予想雨量120〜150ミリ」を大きく上回った(tenki.jp)
  • 時事通信によると、新島の24時間雨量は5日午前6時までに292.5ミリで、11月としては観測史上最多だった(時事ドットコム)
  • 千葉県鴨川市では、5日朝の12時間で125.5ミリを観測した。平年の11月1か月分に相当する雨量である(tenki.jp)
  • 館山市は4日午後4時に市内全域へ高齢者等避難を出した(NHK: 館山)。5日は、南房総市(午前8時)、館山市(午前7時57分)、鴨川市(午前9時22分)などで避難情報が解除され、南房総市の災害対策本部は午前9時に解散した。これは検索結果の要約による情報で、各自治体の発表の原文は確認できていない

昨日と同じこと(継続)

  • 台風31号の周辺から湿った空気が入る状況は続いた。台風は5日午後3時に小笠原諸島の父島の北北西約270キロを北東へ進んだ(時事ドットコム)
  • 伊豆諸島の土砂災害への警戒は、前回に続き必要とされている(NHK)

要因の連続性

  • 継続要因: 台風31号の湿った空気と関東沖の前線・低気圧による大雨(前回から引き続き働いた)
  • 新規要因: 大雨が一度ピークを過ぎたあとも、千葉県南部で土砂災害の大雨警報が5日昼にも出された点(5日午後0時35分時点)(TBS NEWS DIG)
  • 解消した要因: 5日朝のピークは過ぎ、千葉県南部の避難情報は解除された。前回の千葉県の停電(約1340軒)の続報は確認できていない

被害サマリー

災害 時点 場所 被害・雨量 現在の状況
台風31号に伴う大雨 5日午前6時 東京都新島村 24時間292.5ミリ、6時間202.5ミリ(いずれも観測史上最多) ピークは過ぎたが土砂災害に注意
台風31号・前線に伴う大雨 5日朝 千葉県鴨川市ほか南部 12時間125.5ミリ(鴨川市) 避難情報は5日朝までに解除

人的被害・住家被害の報告は、今回の調査では確認できなかった。数字は報道時点の速報値で、増減しうる。

災害別の状況

伊豆諸島の記録的な大雨

台風31号と前線の影響で、伊豆諸島は4日夜から5日朝にかけて激しい雨に見舞われた。東京都新島村では6時間雨量が202.5ミリに達し、観測史上最多を更新した(tenki.jp)。時事通信は、24時間雨量が5日午前6時までに292.5ミリで、11月の観測史上最多だったと伝えている(時事ドットコム)。複数の報道で雨量の集計時間が異なるため、数字は時間幅ごとに別の値である。NHKは、大雨のピークは過ぎたが、引き続き土砂災害などに注意するよう呼びかけたと伝えている(NHK)。

千葉県南部の大雨と避難情報

千葉県南部では、鴨川市で5日朝の12時間に125.5ミリを観測した。館山市は4日午後4時に市内全域へ高齢者等避難(警戒レベル3)を出した(NHK: 館山)。5日朝には、南房総市・館山市・鴨川市などで避難情報の解除と避難所の閉鎖が行われたとされる。ただし、5日午後0時35分時点で、館山市・勝浦市・鴨川市・富津市・南房総市に土砂災害の大雨警報が出ていた(TBS NEWS DIG)。

生活・交通・インフラへの影響

  • 停電・断水・交通の障害・休校について、5日の新しい報道は今回の調査では確認できなかった。前回お伝えした千葉県の停電(約1340軒)の復旧状況も確認できていない

産業・経済への影響

工場の操業停止や物流の停止などの直接の影響は、今回の調査では確認できなかった。

行政の対応と支援

  • 千葉県南部の複数の市で避難所が開設され、5日朝に閉鎖された。南房総市は災害対策本部を5日午前9時に解散した(検索結果の要約によるもので、自治体の発表原文は未確認)
  • 自衛隊の派遣や被災者向けの支援窓口など、新しい動きは確認できなかった

今日の警戒情報

  • 関東・伊豆諸島: 気象庁は、6日朝にかけて土砂災害、落雷、突風に注意するよう呼びかけた。雨の後は地盤が緩んでいるため、山沿いや崖の近くでは自治体の避難情報を確認したい(時事ドットコム)
  • 台風31号: 6日午後には温帯低気圧に変わり、東の海上へ進む見込みである。それまで海上や沿岸の高波に気をつけたい(tenki.jp)