前日からの変化
変わったこと(変化・新規)
- 米国の対イラン方針が「軍事的エスカレーション」ではなく「経済制裁による圧力」へ傾いているとの受け止めが広がり、原油が急落した。イラン経済相マダニザデ氏は国営テレビで「2年間の追加制裁への耐性計画があり十分準備できている」と発言。米国務省は退避させていた外交官の中東への帰還準備を進めており、中国外交部の林剣報道官は対話による解決を改めて要求した(CNBC)。
- トランプ大統領はホルムズ海峡内の機雷をすべて除去・爆破したと表明し、新たに機雷を設置する船舶は即座に破壊すると警告した。イランはオマーンとの間で海峡管理を巡る合意に近いと報じられているが、完全な航行再開には米国からの譲歩・戦争終結・補償を条件として求めている(Al Jazeera、CNN)。
- 金は日中一時4,700ドル近辺まで上昇したが、米財務省が9月9日開始で流動性支援バイバック規模を倍増させる計画を発表したことが債券市場を不安定化させ、CPI3.4%・コア CPI2.5%という落ち着いたインフレ指標も重なって利益確定売りが優勢となり伸び悩んだ(Kitco News)。
- トウモロコシは501.50セント/ブッシェル(前回比+2.14%)まで一段高。USDAの作柄評価(8月16日時点、優良+優=60%)が5年平均をわずかに下回る水準で推移する中、8月25〜29日の気象予報が平年より高めの気温を示したことも重なった(DTN Progressive Farmer)。
- カカオはICE在庫が約2年ぶりの高水準(315万バッグ)に積み上がったほか、コートジボワールの累計出荷量(2025年10月1日〜2026年8月2日)が211万トンと前年同期比+20%に達し、供給潤沢という具体的なデータが明確化した(Barchart経由の報道)。
- 砂糖は需給見通しが転換しつつある。StoneXは2025/26年度の229万トン供給過剰から2026/27年度は55万トン不足へ転じると予測し、Czarnikowも過剰見通しを340万トンから60万トンへ大幅下方修正した。エルニーニョ発生確率は2026年8月時点で80%を超えたとされる(CZ app、StoneX)。ただし当日の価格自体は17.25セントへ反落した。
昨日と同じこと(継続)
- 金・銀は高値圏を維持し、8月27〜29日のジャクソンホール会議、特に8月28日のウォーシュFRB議長にとって就任後初となる基調講演を控えたイベント待ちの構図が継続。財政懸念・ドル安を背景にした資産逃避需要は根強く、Swissquoteのアナリスト、Ipek Ozkardeskaya氏は「長期金利が高止まりする中でも金への旺盛な需要が続いているのは印象的」と指摘している(Kitco News)。
- CFTCの投機筋(マネーマネージャー)の金ネットロングは直近発表(8月18日時点、8月21日公表)から更新なく、前週比増加の高水準ポジションが続いている(次回発表待ち)(IndexBox)。
- 黒海(ロシア・ウクライナ)の輸出インフラ攻撃による供給不安は継続。ロシアの黒海・アゾフ海経由の穀物輸出能力の9割超が停止した状態が続いており、SovEconはロシアの8月の小麦輸出量を過去5年平均(月500万トン)を大きく下回る300万〜340万トンと予測。世界の小麦価格は今月だけで約6.5%、前年比では約30%上昇している(Moscow Times)。
- 米作柄懸念を背景にしたトウモロコシ・大豆の底堅さは継続し、大豆は1,229.25セント/ブッシェル(前回比+1.01%)へ続伸した。
- 天然ガスはHenry Hub 2.80ドル/MMBtu(前回比+1.05%)と小幅高だが、2.62ドル近辺のサポート水準を挟んだレンジ相場自体は継続(Trading Economics)。
- ドル指数(DXY)は98.90(前回98.99からわずかに軟化)と、8月22日の週間安値98.55近辺からのもみ合いが続いている(Trading Economics)。
要因の連続性
- 継続要因: ドル安・米財政懸念による金・銀の資産防衛買い / ジャクソンホール(ウォーシュ議長初講演)待ちのイベントリスク / 黒海攻撃による小麦の供給不安 / 米作柄懸念によるトウモロコシ・大豆の底堅さ / エルニーニョ懸念という砂糖の中長期強気材料(価格自体は反落したが材料は継続)
- 新規要因: 米国の対イラン方針が経済制裁重視へ転換したとの市場の再解釈による原油急落 / トランプ大統領のホルムズ海峡機雷除去表明とイラン・オマーンの海峡管理合意観測 / 米財務省バイバック拡大策(9月9日開始)と落ち着いたインフレ指標による金の利益確定売り / カカオのICE在庫積み増し・コートジボワール出荷増という具体的な供給過剰データ / 砂糖の中期需給が26/27年度に不足へ転じるとの新たな予測(StoneX・Czarnikow)
- 解消した要因: 「エコノミックD-デー」制裁発表を地政学的エスカレーションと見る解釈(本日は市場が供給混乱回避のシグナルとして再解釈し原油は急落) / ホルムズ海峡の実質封鎖状態という前提(機雷除去表明・イラン-オマーン交渉進展により部分的に後退。ただし海峡の完全な航行再開はなお実現していない点には注意)
1. 価格サマリー(2026年8月25日 NY市場時点、前回2026-08-25レポート比)
| 商品 | 価格 | 前回(8/25レポート)比 |
|---|---|---|
| 金(COMEX、オンス建て) | 4,659.80 USD/oz | +0.40%(+18.70ドル) |
| 銀(COMEX、オンス建て) | 68.94 USD/oz | +0.45%(+0.31ドル) |
| WTI原油(期近) | 82.20 USD/バレル | -3.43%(-2.92ドル) |
| ブレント原油(期近) | 88.59 USD/バレル | -3.89%(-3.58ドル) |
| 天然ガス(Henry Hub、期近) | 2.80 USD/MMBtu | +1.05%(+0.029ドル) |
| 小麦(シカゴ期近) | 687.00 セント/ブッシェル | +0.66%(+4.50セント) |
| トウモロコシ(シカゴ期近) | 501.50 セント/ブッシェル | +2.14%(+10.50セント) |
| 大豆(シカゴ期近) | 1,229.25 セント/ブッシェル | +1.01%(+12.25セント) |
| カカオ(ICE期近) | 5,844.00 USD/トン | -1.43%(-85.00ドル) |
| 砂糖(ICE期近) | 17.25 セント/ポンド | -2.32%(-0.41セント) |
参考: 銅(COMEX/LME参考建値)は6.70 USD/ポンドで前回比+1.85%。ドル安・供給ひっ迫観測を背景に上昇が続いている(Trading Economics)。参考: ドル指数(DXY)は98.90(前回98.99比-0.09)(Trading Economics)。
出典: 金、銀(いずれも2026年8月25日15:33 NY時間時点)、WTI・ブレント、ブレント、天然ガス、小麦、トウモロコシ、大豆、カカオ、砂糖、銅(いずれも2026年8月25日時点データ、取得日本時間2026年8月26日早朝)。
2. 商品別動向
金・銀
金は2026年8月25日15時33分(ニューヨーク時間)時点で4,659.80ドル/オンス、前回比+0.40%と続伸し3ヶ月超ぶりの高値圏を維持している(Kitco)。日中は一時4,700ドル近辺まで上昇する場面もあったが、米財務省が9月9日開始で流動性支援目的のバイバック規模を倍増させる計画を発表したことが債券市場をやや不安定化させたこと、また米CPIが3.4%・コアCPIが2.5%と落ち着いた結果になったことでインフレ圧力への懸念がやや後退し、利益確定売りが優勢となって伸び悩んだ(Kitco News)。世界金協会(WGC)によれば、2026年第2四半期の中央銀行による金購入量は288.9トンと前年同期比+62%の四半期最高を記録しており、中長期の下支え材料として意識されている(CNBC)。銀は同時点で68.94ドル/オンスと小幅続伸(+0.45%)したが、70ドルの節目には届かず伸び悩んでいる(Kitco)。CFTCの投機筋ポジションは8月18日時点(8月21日公表)のデータから更新がなく、高水準を維持している(IndexBox)。
原油
WTIは82.20ドル/バレル(前回比-3.43%)、ブレントは88.59ドル/バレル(同-3.89%)といずれも急落した(Trading Economics)。下落の主因は、米国が対イラン圧力の手段として軍事的エスカレーションよりも経済制裁を選好する姿勢を強めたと市場が受け止め、供給混乱の長期化懸念を後退させたことにある。イランのマダニザデ経済相は国営テレビで「2年間の追加制裁耐性計画があり十分に準備できている」と発言し、米国務省は退避させていた外交官の中東帰還準備を進めていると報じられた。中国外交部の林剣報道官は「自国の権益を断固として守る」とした上で対話による解決を改めて呼びかけている(CNBC)。加えて、トランプ大統領がホルムズ海峡内の機雷除去完了を表明し、イランとオマーンの間で海峡管理を巡る合意が近いとも報じられている(ただしイランは戦争終結や補償など米国側の譲歩を完全な航行再開の条件としている)(Al Jazeera)。EIAは8月の月報で2026年第3四半期のブレント平均価格見通しを85ドル前後としつつ、中東の生産停止(日量約0.6百万バレル規模)が2027年末まで断続的に続くとの前提を据え置いている。IEAは2026年の世界石油需給を日量296万バレルの供給過剰(過去最大規模)と予測しており、EIAも同150万バレルの過剰を見込んでいる(EIA STEO)。
天然ガス
Henry Hub天然ガスは2.80USD/MMBtuと、前回からわずかに上昇(+1.05%)したものの、2.62ドル近辺のサポート水準を挟んだレンジ相場自体は継続している(Trading Economics)。EIAは在庫が10月末時点で3,985 Bcf(過去5年平均比+5%)という記録的水準に達すると予測しており、当面は積み増しペースが需給の重石になるとみられる。EIAの2026年通年Henry Hub価格見通しは月報ベースで3.44ドル/MMBtuに据え置かれている(EIA STEO)。
農産物
小麦は687.00セント/ブッシェル(前回比+0.66%)。ロシア・ウクライナ双方による黒海の輸出インフラ攻撃が続く中、ロシアの黒海・アゾフ海経由の穀物輸出能力の9割超が停止した状態が続いている。SovEconはロシアの8月の小麦輸出量を過去5年平均(月500万トン)を大きく下回る300万〜340万トンと予測しており、世界の小麦価格は今月だけで約6.5%、前年比では約30%上昇している(Moscow Times)。トウモロコシは501.50セント/ブッシェル(同+2.14%)まで一段高となった。USDAの作柄評価(8月16日時点)は良好+優良が60%と5年平均をわずかに下回る水準で、8月25〜29日の気象予報が平年より高い気温を示していることも意識されている(DTN Progressive Farmer)。大豆は1,229.25セント/ブッシェル(同+1.01%)へ続伸した。
3. 急変動の特集(前回特集のフォローアップ)
前回(8月25日付レポート)で特集したカカオと砂糖について、値動きと波及を継続してフォローする。本日新たに±3%超・数週間で数十%規模の急変動を示した対象は、定点観測対象である原油(WTI・ブレント、既に「商品別動向」で扱った)を除き確認できなかったため、以下は前回特集のフォローアップ位置づけとする。
- カカオ: 5,844.00ドル/トンと前回比-1.43%(-85.00ドル)で続落した(Trading Economics)。背景として、ICE在庫が約2年ぶりの高水準(315万バッグ)まで積み上がったこと、コートジボワールの累計出荷量(2025年10月1日〜2026年8月2日)が211万トンと前年同期比+20%に達したことなど、豊富な供給を裏付ける具体的なデータが相次いで明確化している(Barchart経由の報道)。食品業界への波及としては、供給過剰観測が強まったことでチョコレート製品の値上げ圧力はやや後退方向にあるとみられるが、依然として歴史的には高値圏にある点には変わりない。
- 砂糖: 17.25セント/ポンドと前回比-2.32%(-0.41セント)で反落した(Trading Economics)。一方で中期の需給見通しには転換の兆しが出ている。StoneXは2025/26年度の229万トン供給過剰から2026/27年度は55万トン不足への転換を予測し、Czarnikowも過剰見通しを340万トンから60万トンへ大幅に下方修正した。エルニーニョ発生確率は2026年8月時点で80%を超えたとされ、インド・タイ・ブラジルなど主産地の天候リスクとして引き続き意識されている(CZ app、StoneX)。当日の価格自体は反落したが、中期的には需給ひっ迫転換という新たな強気材料が積み上がりつつあり、加工食品価格への波及圧力は今後も注視が必要である。
4. 強気派 vs 弱気派
金
- 強気: SwissquoteのシニアアナリストIpek Ozkardeskaya氏は「長期金利が高止まりする中でも金への旺盛な需要が続いているのは印象的」と述べ、財政の信認低下や通貨価値の希薄化への懸念、インフレリスクへのヘッジ需要が背景にあると指摘している。世界金協会(WGC)のデータでは2026年第2四半期の中央銀行による金購入量が前年同期比+62%の記録的水準に達しており、構造的な下支え材料として意識されている(Kitco News、CNBC)。
- 弱気(慎重): Investing.comの分析(2026年8月下旬)は、日足RSIが1月以来最も買われすぎに近い水準まで上昇しているとして、4,600ドル近辺から4,400ドル付近(4〜5%程度の調整)への短期的な押し目のリスクを指摘している。急ピッチな上昇の後に急な反落が起きやすいとし、高値圏での新規の買い持ちには注意が必要との見方を示している(Investing.com)。
銀
- 強気: Blue Line FuturesのチーフストラテジストPhillip Streible氏は、銀が8月に約20%上昇し71ドル近辺まで上げたとして、年末までに74ドル→90ドル→100ドルという段階的な上昇シナリオを継続して示している。GoldSilverのリードアナリストAlan Hibbard氏も、供給不足の深刻化と工業需要の加速を根拠に2026年中の100ドル超えを予想している(IndexBox経由のKitco分析)。
- 弱気: TD Securitiesは2026年の銀価格を平均44ドルと予想する弱気寄りの立場を取っており、JPMorganのアナリストMarko Kolanovic氏は、投機的なポジションが実需のファンダメンタルズより速く積み上がった場合、銀が50ドルまで下落しうると警告している(FXStreet)。
原油
- 強気(地政学リスク重視): Goldman Sachsは6月時点でWTIの第4四半期平均目標を83ドルに設定しており、ホルムズ海峡の混乱が2027年まで続くシナリオではブレントが第4四半期に120ドルを超え、2027年通年でも100ドル前後で推移しうるとの分析を示している(TheStreet)。INGは、和平交渉の停滞が続く限り需給がタイト化し続け、価格は上昇せざるを得ないとの見方を維持している(Exchange Rates UK経由のING分析紹介)。
- 弱気(需給緩和重視): IEAは2026年の世界石油需給について日量296万バレルという過去最大規模の供給過剰を予測しており、EIAも同150万バレルの過剰を見込んでいる。Goldman Sachsも中長期では2026年が需給緩和を消化する最後の年になるとの見方を示しており、同じ機関の中でも短期の地政学リスクと中長期の需給緩和という異なる論点が併存している(EIA STEO、OilPrice.com)。
5. 地政学・物価関連ニュース
- 米国の対イラン方針が「軍事的エスカレーション」から「経済制裁による圧力」へ傾いているとの受け止めが広がり、原油価格が急落した。イラン経済相は追加制裁への耐性計画を強調し、米国務省は退避外交官の中東帰還準備を進めている。中国は対話による解決を改めて要求しており、地政学リスクの構図は依然として流動的である(CNBC)。
- トランプ大統領はホルムズ海峡内の機雷除去完了を表明し、イラン・オマーン間では海峡管理を巡る合意が近いと報じられている。ただしイラン側は戦争終結・補償など米国からの譲歩を完全な航行再開の条件としており、海峡の実質的な機能不全状態が完全に解消したわけではない(Al Jazeera)。
- ロシア・ウクライナ双方による黒海の穀物輸出インフラへの攻撃が続き、ロシアの黒海・アゾフ海経由の穀物輸出能力の9割超が停止した状態が継続。世界の小麦価格は今月だけで約6.5%上昇しており、中東・アフリカ・アジアの輸入国はオーストラリアや米国など高コストな代替供給元への切り替えを迫られている(Moscow Times)。
- 米気候予測に基づき、エルニーニョの発生確率は2026年8月時点で80%を超えたとされ、砂糖の主産地(インド・タイ・ブラジルなど)の天候リスクとして意識されている。StoneXやCzarnikowは2026/27年度の世界砂糖需給が供給過剰から不足へ転じる可能性を指摘しており、砂糖・ひいては加工食品価格への波及圧力が中期的に強まる可能性がある(CZ app)。
- 米財務省は9月9日から流動性支援目的の国債バイバック規模を倍増させる計画を発表。債券市場をやや不安定化させ、金の日中の伸び悩みにもつながった。もっとも財政懸念そのものは金にとって中長期の支援材料として意識され続けている(Kitco News)。
- 8月27日から29日にかけてジャクソンホール経済シンポジウムが開催される。テーマは「金融イノベーション:決済と政策への含意」で、CBDC・ステーブルコイン規制が主眼とされる。8月28日にはウォーシュFRB議長が就任後初めての基調講演を行う予定で、9月FOMCでの据え置き確率は直近で67%(1ヶ月前の42%から上昇)とされており、講演内容次第でドル・金の双方に影響が及ぶとみられている(XTB)。
6. テクニカル分析
- 金: 50日移動平均線(4,627.80ドル)・200日移動平均線(4,556.70ドル)をいずれも上回る「強気配列」が継続している。日足RSIは1月以来最も買われすぎに近い水準まで上昇しており、短期的な過熱感が意識されやすい局面。目先のレジスタンスは4,654〜4,689ドル、その上に4,780ドル(次の目標)、4,891ドル(4月高値)が控える。サポートは4,509ドル・4,500ドル・4,410ドル近辺とされる(Kitco News、Investing.com)。
- 銀: RSIは69.6前後で「強気だが買われすぎに近い」水準とされ、50日EMAが200日EMAを上抜けるゴールデンクロス形成の動きもみられるが、70ドル手前でのもみ合いが続き上昇モメンタムはやや鈍化している。レジスタンスは70.08〜72.00ドル(その上に目標として90ドル)、サポートは68.20ドル(S1)・67.43ドル(S2)、さらに下に66.48ドル・60.00ドルが控える(economies.com、Kitco News)。
- WTI原油: 高値・安値がともに切り下がりながら収れんする「シンメトリカル・トライアングル」を形成しており、頂点に近づきつつある。100日移動平均線が200日移動平均線を上回る配列は維持されており、中期的な上昇トレンド自体は崩れていない。レジスタンスは86.05〜86.85ドル、その上に90ドル(フィボナッチ78.6%戻し)。サポートは84ドル、その下に82.08ドル(移動平均収れん、現値近辺)、さらに78〜80ドル(100日・200日SMA収れん)が控える(dailyforex.com)。
- 天然ガス: 2.62ドル近辺のサポートを挟んだ横ばい局面が継続。冬場に向けたレンジの中心は4ドル前後、上限は5ドル前後(著しい寒波が前提)とされる一方、3ドルを割り込むと2ドル方向への下落リスクが意識される(NAGA)。
- 農産物(小麦・トウモロコシ): シカゴ小麦(9月限)はサポートが646・626・620セント、レジスタンスが711・718・724セント近辺とされる。トウモロコシ(12月限)はサポートが10日移動平均線の495.25セント、レジスタンスが8月24日高値の524.25セントとされ、いずれも直近の上昇でレジスタンス方向を試す展開が続いている(Price Group Grains Report)。
7. 参考リンク
- Kitco Gold Price — 金の現在値・更新時刻の確認に使用。
- Kitco Silver Price — 銀の現在値・更新時刻の確認に使用。
- Kitco News: Gold slips from three-month high as Treasury buybacks, Iran risk frame trade — 金・銀の値動きと背景、アナリストコメント、テクニカル水準。
- Trading Economics - Crude Oil / Brent — WTI・ブレントの価格と変動率。
- CNBC: Oil drops 3% as U.S. shifts to economic pressure on Iran — 原油急落の背景。
- Al Jazeera: Iran war live — ホルムズ海峡の機雷除去表明とイラン・オマーン交渉。
- Trading Economics - Natural Gas — 天然ガス価格。
- EIA Short-Term Energy Outlook — 原油・天然ガスの需給見通し。
- Trading Economics - Wheat / Corn / Soybeans — 穀物価格。
- Moscow Times: Russian wheat exports brace for decade low — 黒海の穀物輸出インフラ攻撃。
- DTN Progressive Farmer: USDA Crop Progress — トウモロコシ・大豆の作柄評価。
- Trading Economics - Cocoa / Sugar / Copper — カカオ・砂糖・銅価格。
- Barchart: Cocoa futures prices — カカオのICE在庫・コートジボワール出荷データ。
- CZ app: El Niño risk still threatens 2026/27 sugar surplus / StoneX: Sugar supply outlook shifts — 砂糖需給見通しの転換とエルニーニョ。
- CNBC: Gold reaches 3-month high ahead of US inflation data, Fed speech — 中央銀行の金購入動向。
- Investing.com: Gold's 2026 Outlook — 金の過熱感に関する慎重な見方とテクニカル水準。
- IndexBox: Silver rally to $100 — 銀の強気見通し(Streible氏、Hibbard氏)。
- FXStreet: Silver mid-year outlook — 銀の弱気見通し(TD Securities、Kolanovic氏)。
- TheStreet: Goldman Sachs doubles down on oil price forecast — 原油の強気シナリオ(Goldman Sachs)。
- Exchange Rates UK: Oil Price Forecast, Hormuz Risks — 原油の強気シナリオ(ING)。
- OilPrice.com: Wall Street Warns of a Deepening Oil Glut in 2026 — 原油の弱気シナリオ。
- Trading Economics: Dollar Index — ドル指数の動向。
- IndexBox: COT Report August 18, 2026 — CFTC投機筋ポジション。
- XTB: Jackson Hole 2026, Warsh's First Fed Speech — ジャクソンホール会議の注目点。
- economies.com: Silver Price Poised for Further Gains — 銀のテクニカル水準。
- dailyforex.com: WTI Crude Analysis — WTIのテクニカル水準。
- NAGA: Natural Gas Forecast 2026 — 天然ガスのレンジ見通し。
- Price Group Grains Report 08/24/2026 — 小麦・トウモロコシのテクニカル水準。

