前回からの変化
変わったこと(変化・新規)
- 台風27号が発達し、5日3時現在で中心気圧925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートルの非常に強い勢力となって小笠原近海にある(tenki.jp、気象庁発表を伝える報道による)。前回は「4日に非常に強い勢力で接近」の予想だったが、5日夕方から6日朝の接近へ具体化した(NHKニュース)
- 千葉県の台風25号被害は、前回の10月2日16時時点の数字より新しい県の公表分を確認できなかった。断水は100戸(鴨川市80戸、市原市20戸)、孤立集落は4市1町の9地区と報じられている
昨日と同じこと(継続)
- 千葉県内の死者9人、行方不明1人、停電約1190軒は10月2日16時時点の数字のまま(新しい公表分は未確認、yutakato.jp)
- 県管理道路の通行止めと鉄道の復旧の遅れが続いている
要因の連続性
- 継続要因: 土砂崩れや堤防の損壊で道路・鉄道の復旧が進まない状況は前回に続く。内房線の姉ケ崎〜木更津間は少なくとも3か月程度を要する見通し(日本経済新聞)
- 新規要因: 台風27号が5日に925ヘクトパスカルまで発達する予想となり、小笠原では高波に加えて強風・大雨の警戒が必要になった
- 解消した要因: なし
被害サマリー
| 項目 | 数字 | 時点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 千葉県の死者・行方不明 | 死者9人・行方不明1人 | 10月2日16時 | 台風25号 |
| 住家被害 | 全壊59棟・半壊414棟 | 10月2日16時 | 台風25号 |
| 停電 | 約1190軒 | 10月2日 | 台風25号 |
| 断水 | 100戸 | 10月2日 | 鴨川市80戸・市原市20戸 |
| 台風27号 | 中心気圧925hPa | 10月5日3時 | 小笠原近海を北上、被害報告は未確認 |
(数字は速報値で増減しうる。千葉県の数字は最新の公表分が10月2日時点のため、当日の状況とは異なる可能性がある。)
災害別の状況
台風25号による大雨被害(続報)
yutakato.jpがまとめた千葉県の被害報(10月2日16時時点)では、死者9人、行方不明1人、重傷2人、軽傷29人、住家の全壊59棟、半壊414棟、床上浸水419棟、床下浸水1216棟である。停電は約1190軒、断水は100戸、孤立集落は4市1町の9地区と報じられている。
台風27号の接近
NHKニュースによると、大型で非常に強い台風27号は小笠原近海を北寄りに進んでおり、5日夕方から6日朝にかけて小笠原諸島に接近する見込みで、高波への警戒が必要である。tenki.jpは、5日に中心気圧925ヘクトパスカルまで発達し、小笠原では高波と強風、6日頃に警報級の大雨の可能性があるとしている。本州への直接の上陸は見込まれていないが、関東の沿岸では6日頃に強い北寄りの風やうねりを伴う高波に注意が必要とされる。現時点で小笠原諸島の被害報告は確認できていない。
生活・交通・インフラへの影響
- 鉄道: JR内房線の姉ケ崎〜木更津間は土砂が線路に流入し、復旧に少なくとも3か月程度かかる見通し。総武本線の榎戸〜成東間は約1か月とされた(日本経済新聞、9月25日報道)
- 道路: 千葉県管理道路の通行止めは10月2日時点で56区間、うち29区間は復旧に1か月以上かかる見通し(yutakato.jp)
- ライフライン: 停電約1190軒、断水100戸(10月2日時点、yutakato.jp)
行政の対応と支援
千葉県は災害復旧資金の貸付限度額を引き上げるなどの支援を進めている(yutakato.jp)。被災した住宅の支援申請には罹災証明書(自治体が被害の程度を証明する書類)が必要になるため、被害は写真で記録しておくとよい。
