価格サマリー
(取得時点: 2026年8月14日、ドル建て)
| 銘柄 |
価格 |
24時間騰落率 |
| ビットコイン(BTC) |
約62,829ドル |
-1.14% |
| イーサリアム(ETH) |
約1,867ドル |
ほぼ横ばい(データ上明確な騰落率記載なし) |
| ソラナ(SOL) |
約75.73ドル |
-0.52% |
| リップル(XRP) |
約1.01ドル |
-0.59% |
出典: Fortune: Current price of Bitcoin for August 14, 2026, Fortune: Current price of Ethereum for Aug. 14, 2026, CoinDesk: Solana price today, CoinMarketCap: XRP price today
銘柄別動向
ビットコイン(BTC)
8月14日午前(米東部時間)時点でおよそ6万2,829ドルと、前日朝比で約729ドル(-1.14%)の下落。2025年8月時点の水準(11万8,336ドル)からは1年間でおよそ47%の下落となっている。8月13日には米国上場のビットコイン現物ETFから1億3,100万ドルの資金流出が発生(ARKBが主導)し、直近では8月10日にも1億4,460万ドルの流出と、ソフトウェア企業ストラテジー(旧マイクロストラテジー、MSTR)による1,690BTC(約1億860万ドル相当)の売却が価格の重荷となった。もっとも8月上旬には5営業日で8億5,354万ドルの資金流入(4月中旬以来の強さ)を記録する場面もあり、資金フローの振れが大きい状態が続いている。
出典: Fortune: Current price of Bitcoin for August 14, 2026, Hokanews: Bitcoin ETFs See $131M Outflows as Ethereum Funds Attract Fresh Inflows
イーサリアム(ETH)
8月14日時点でおよそ1,867ドル。時価総額は約2,330億ドルで暗号資産時価総額2位を維持している。ビットコインとともに、主要指数(CoinDesk 20)の中でプラス圏を維持する数少ない銘柄となっており、市場全体が「質への逃避」的な動きを見せる中でアルトコイン全般が不振な一方、BTC・ETHへの選別的な資金滞留が続いている。
出典: Fortune: Current price of Ethereum for Aug. 14, 2026, crypto.news: Is the 2026 crypto bull market over?
その他アルトコイン
強気派 vs 弱気派
強気派の主張
弱気派の主張
いずれも「事実」ではなく市場関係者個人の相場観・予測である点に留意。
法改正・規制ニュース(米国・日本)
米国
SEC(米証券取引委員会)は8月14日に予定していた新規制枠組み「Regulation Crypto」の採決を延期・撤回し、代替日程は示されなかった。この提案は、少額調達を認める「スタートアップ免除」(約500万ドルまで)、監査済み財務諸表を条件に最大7,500万ドルまでの調達を認める「資金調達免除」、十分に非中央集権化されたトークンを証券分類から除外する「セーフハーバー」の3つの法的枠組みを想定していたが、採決撤回により証券法ベースでの暗号資産規制の枠組み構築は不透明感が増した。この枠組みの土台となっていたパース委員(SEC)が2026年11月に退任予定であることも背景として指摘されている。一方でCFTC(商品先物取引委員会)は採決撤回から6日後に、デジタル資産規制の明確化をテーマにした「イノベーション諮問委員会」の初会合を予定しており、規制の主導権がSECからCFTCへ移りつつあるとの見方も出ている。
出典: TechTimes: SEC Cancels Reg Crypto Vote: CFTC Steps Up as Power Over Digital Assets Shifts
日本
金融庁は「金融商品取引法及び資金決済に関する法律の一部を改正する法律」のうち、無登録業者に対する罰則引き上げと証券取引等監視委員会の犯則調査権限追加を、2026年8月12日から先行施行した。改正の背景には、暗号資産を現行の資金決済法上の「決済手段」ではなく、金融商品取引法上の「金融商品」として位置付け直す規制体系の転換方針があり、段階的な移行が進められている。
出典: keiyaku-watch: 【2026年施行予定】資金決済法改正とは?, coinchoice: 【8月12日施行】無登録業への罰則強化
テクニカル分析
(数値・水準は概況であり、断定的な売買推奨ではありません。あくまで現状把握のための参考情報です)
ビットコイン(BTC)
現在値は20日・50日移動平均線を下回り、100日移動平均線(およそ6万7,600ドル)、200日移動平均線(およそ7万3,300ドル)をいずれも下回って推移しており、テクニカル構造は売り優勢とされる。サポートはおよそ6万1,400ドル、その下に5万9,070ドル、さらに5万5,400ドル付近が意識される。レジスタンスは6万2,500〜6万5,500ドル付近に集中している。RSIはおよそ46で中立(50)をやや下回る水準にあり、方向感を欠くレンジ相場を裏付けている。100日移動平均線を上抜ければ上昇モメンタム転換の兆しとされる。
出典: Pickaxe: BTC Technical Analysis: Range-Bound Trading on Aug 6
イーサリアム(ETH)
サポート1,827ドル、レジスタンス1,963ドル程度のレンジで推移。20日移動平均線(約1,869ドル)は現在値をわずかに上回り、50日移動平均線(約1,851ドル)は現在値近辺にあるが、100日移動平均線(約1,911ドル)・200日移動平均線(約2,082ドル)は現在値を大きく上回っており、中長期のトレンドはなお下向きに傾いているとされる。RSIはおよそ50と中立圏で、方向感の乏しい推移が続いている。
出典: AltIndex: Ethereum (ETH) Technical Analysis
センチメント指標
暗号資産版Fear & Greed指数は算出元により幅があり、CoinMarketCapは37(恐怖)、CoinStatsは36(恐怖)、CFGI.ioは44(中立)、FearGreedMeterは28(恐怖)とやや弱気寄りの水準を示す情報源が多い。総じて「恐怖」〜「中立」の範囲にあり、株式市場のFear & Greed指数(強欲寄り)とは対照的な弱気心理が意識される。
出典: CryptoRank: Crypto Fear and Greed Index Inches Up to 37, But Sentiment Remains Cautious, CFGI.io: Crypto Fear and Greed Index Today
業界トピック
Coldcardハードウェアウォレットの脆弱性を突いた大規模盗難: コインキット社製ハードウェアウォレット「Coldcard」において、2021年3月のファームウェア更新時に混入したビルド設定の誤りにより、シード生成が本来のハードウェア乱数生成器ではなく脆弱なソフトウェア乱数生成器にフォールバックしていた欠陥が悪用され、7月30日以降に1億ドルを超えるビットコインが窃取された。2026年に入ってからの暗号資産ハッキング被害は276件・累計12億ドルを超えており、今回は年間で3番目の規模となる。盗まれた資金の一部はWasabi(64.9BTC)やTornado Cash(200ETH)へ移されたことが確認されている。2021年3月〜パッチ適用までの間にColdcardでシードを生成したユーザーは、そのシードが漏洩している前提で新しいシードへの移行が推奨されている。
出典: TRM Labs: The Largest Hardware Wallet Exploit of 2026: Inside the USD 116 Million Coldcard Hack, Fortune: Bitcoin owners rocked by $116 million hack
参考リンク