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日本株

日本株 2026-08-24

3行まとめ

  • 前回レポート(2026-08-22付、8月21日〈金〉分)以降、8月22日(土)・23日(日)は東京市場が休場のため新規の取引はなく、直近の確定値は引き続き日経平均66,016.36円(前日比-200.43円、-0.30%)、TOPIX4,067.29(+7.56、+0.19%)、グロース250指数768.47(-8.51、-1.10%)。週末の米国株は反発(NYダウ+517.80ドル、+0.98%)し、24日朝の日経225先物気配は66,010円前後(前日比-80円程度)とほぼ横ばいで始まる見込み。
  • 本日24日、米財務長官が対イラン制裁の詳細を記者会見で発表予定で、地政学リスク・原油価格を通じて本日の東京市場の最大の注目材料。週内は26日にエヌビディア決算・米PCE物価指数、27〜29日にジャクソンホール会議を控え、方向感の乏しい不安定な相場が続くとの見方が多い。
  • 強気派は村瀬智一氏(ラカンリチェルカ)が25日移動平均線での底堅さとエヌビディア決算への期待を、弱気派は外為どっとコムが65,000円割れへの警戒、伊藤智洋氏(株探)が65,133円割れなら下降トレンド再確認と指摘。日銀は9月17〜18日会合での1.00%から1.25%への利上げ観測が高水準で継続。

前日からの変化

比較対象は前回レポート(2026-08-22付、8月21日〈金〉分の東京市場動向)。8月22日(土)・23日(日)は東京市場が休場のため、本レポート作成時点(8月24日〈月〉早朝、東京市場開場前)では新たな確定終値は発生していない。したがって以下は「前日比較」ではなく、週末に生じた新規情報・材料の変化を中心に整理する。

変わったこと(変化・新規)

  • 米国株が週末にかけて反発。8月21日(金)のNY市場はダウ平均+517.80ドル(+0.98%)、S&P500種+33.21pt(+0.43%)、ナスダック総合+0.43%とそろって上昇し、前回レポート時点で懸念されていた「前日夜の米国株大幅安」の流れは週末で一服した。ただし週間ベースでは3指数ともマイナスだった。
  • トランプ政権が本日24日、対イラン制裁の具体策を記者会見で発表する予定であることが確定情報として明確化。前回時点では「制裁方針の表明」段階だったが、本日は詳細発表そのものが焦点となる。
  • 24日朝の日経225先物気配は66,010円前後(前日比-80円程度)とほぼ横ばい。21日夜間取引は22時時点で一時66,140円(+50円)まで戻す場面があり、週末を挟んでも先物は大きくは崩れていない。
  • WTI原油は週末に87.06ドル前後で小幅続伸し、24日の制裁発表待ちのムードが強まっている(前回時点は制裁方針発表直後で価格反応途上だった)。
  • 日銀の政策金利見通しについて、「9月17〜18日会合で1.00%から1.25%への利上げ」という具体的な水準が改めて報じられ、市場が織り込む利上げ確率はOIS(翌日物金利スワップ)市場で9月会合までに約8割、10月会合までに100%超という水準が確認された。

昨日と同じこと(継続)

  • 日米長期金利の高止まり・上昇基調は継続。国内長期金利(新発10年債)は前回時点の一時2.885%から大きくは変わらず、今週も2.8%台後半での推移が見込まれている。
  • ドル円は159円前後で継続(週末早朝時点で158.96〜159.03円)。
  • 日銀9月利上げ観測が高水準で継続している構図に変化なし。
  • 中東情勢の不透明感・原油高への警戒は継続。
  • 値がさAI・半導体株(エヌビディア決算待ち)が相場のカギを握る構図は継続。

要因の連続性

  • 継続要因: 日米長期金利の高止まり、日銀9月利上げ観測(1.00%→1.25%)、中東情勢の不透明感、値がさAI・半導体株への物色・警戒(エヌビディア決算待ち)、国内長期金利の歴史的高水準(約30年ぶり圏)。
  • 新規要因: 本日24日の対イラン制裁詳細発表(記者会見)という具体的なイベント日程の確定、週末の米国株反発(前回時点の急落からの巻き戻し)、WTI原油の制裁発表待ちでの高止まり(87ドル台)。
  • 解消した要因: 明確に解消したと言える要因はなし(週末を挟み実質的な材料の入れ替わりは限定的)。

市況サマリー

指数 終値 前日比 騰落率
日経平均株価(日経225) 66,016.36円 -200.43円 -0.30%
東証グロース市場250指数 768.47 -8.51 -1.10%
TOPIX(東証株価指数) 4,067.29 +7.56 +0.19%

(いずれも2026年8月21日(金)の東京市場終値。8月22日・23日は休場のため確定値の更新なし。取得時点: 2026年8月24日早朝、東京市場開場前) 参考(寄り付き前気配): 24日朝の日経225先物は66,010円前後(前日比-80円程度)で推移。 出典: 8月21日 大引け 日経平均 66,016.36 (-200.43)8月24日 寄り付き気配は225先物66,010円付近

指数別動向

日経平均(日経225)

前回レポート時点の確定終値(66,016.36円、-0.30%)から東京市場は休場のため動きはないが、週末の材料としては米国株の反発(NYダウ+517.80ドル、+0.98%)が地合いの支えとなる一方、本日24日に予定される米国の対イラン制裁の詳細発表が最大の不確定要素として意識されている。24日朝の日経225先物気配は66,010円前後(前日比-80円程度)とほぼ横ばいで、21日夜間取引でも一時66,140円まで戻す場面があった。制裁発表の内容次第で原油価格が急伸すれば値がさ株中心に下押し圧力、逆に制裁が緩やかで和平進展の兆しが出れば見直し買いが入るとの見方がある。 出典: 来週の金融市場見通し(2026年8月24日~2026年8月28日)-株予報コラム2026年8月21日の米国株式市場|テスラ・金融株が上昇、ダウとS&P500がそろって高い日経225先物:21日22時=50円高、6万6140円

東証グロース市場250指数

前回レポート時点の確定終値(768.47、-1.10%)から東京市場休場のため動きはないが、長期金利の高止まりに対する感応度の高さという構図は変わらず継続している。週内にジャクソンホール会議(27〜29日、28日にウォーラーFRB議長講演)や米PCE物価指数(26日)を控え、米長期金利の方向感次第でバリュエーション面の重しが強まるか和らぐかが左右される展開が見込まれる。今回の調査範囲では、グロース250指数単独の週明け先物気配・テクニカル指標の確定情報は確認できなかった。 出典: 来週の金融市場見通し(2026年8月24日~2026年8月28日)-株予報コラム来週のドル円相場はどうなる?8/24週のイベント予定-外為どっとコム

強気派 vs 弱気派

強気派

  • 村瀬智一氏(ラカンリチェルカ、ダイヤモンド・ザイ): 「週初の6万9000円台から6万5000円台まで大きく調整するなか、25日移動平均線水準での底堅さが意識されている」とし、週半ばに急落したAI・半導体関連株も「値動きの荒い展開となりながらも底堅さが見られる」と指摘。8月26日のエヌビディア決算で「改めてAI事業の成長が確認されるようだと、関連銘柄にリバウンド狙いの資金が流入する可能性がある」とし、反発時の上値メドを67,500円前後、その上で直近高値69,000円台を想定。来週(8/24〜28)の日経平均予想レンジは63,000〜68,000円。 出典: 来週(8/24~8/28)の日経平均株価の予想レンジは6万3000~6万8000円!-ダイヤモンド・ザイ
  • 外為どっとコム マネ育チャンネル(媒体、編集部): 前週の急上昇後の調整で「株価の過熱感は一定程度後退」しており、米長期金利が落ち着けばグロース株中心に買い戻しが入る余地があると指摘。予想レンジは64,500〜68,500円で、反発時の上値メドを67,500円前後としている。 出典: 来週の日経平均見通し|65,000円割れに警戒?米金利・エヌビディア決算に注目-外為どっとコム

弱気派

  • 伊藤智洋氏(テクニカルアナリスト、株探「日経平均株価・短期シナリオ」8月21日号、継続): 8月19日安値65,133円を割り込むと「上値、下値を切り下げる弱気パターン」をつけて下降トレンドの継続を再確認し、7月29日安値60,448円を目指す可能性があると警戒。この技術的シナリオは前回レポートから継続している。 出典: 伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」(8月21日記)-株探ニュース
  • 外為どっとコム マネ育チャンネル(媒体、編集部): 65,000円を下値支持線と位置づけ、これを割り込めば下落幅がさらに広がる可能性を指摘。米長期金利の上昇が「グロース株には引き続き逆風」であるほか、「米国では財政不安や原油高を背景としたインフレ懸念が残っている」とし、8月26日のエヌビディア決算が市場予想を下回った場合には「日経平均が65,000円を割り込む展開にも注意が必要」としている。 出典: 来週の日経平均見通し|65,000円割れに警戒?米金利・エヌビディア決算に注目-外為どっとコム
  • ストック・データバンク編集部(株探「週末コメント―来週の相場展望―」8月21日): 日経平均は週間で前週比2,697円安と3週ぶりの大幅反落となったと総括した上で、「株価は利益÷金利の関係にあるため、金利上昇は株価に直結の影響を与え、企業収益も間接的に圧迫する」と指摘。中東情勢の早期解決が見通せない場合、金利のさらなる上昇を招くリスクにも言及した。 出典: <週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2026年8月21日(株探ニュース)

経済ニュース

日銀・金利・為替

テクニカル分析

日経225

東京市場が休場のため、テクニカル指標は前回レポート時点(8月21日終値ベース)から更新されていない。参考として以下に再掲する。

東証グロース市場250指数

こちらも休場のため8月21日終値(768.47、-1.10%)から更新はない。移動平均線・RSIなど具体的なテクニカル指標の確定値は今回の調査範囲でも確認できなかった。定性的には日経225同様、長期金利への感応度の高さが値動きの主因であり、金利上昇局面では下振れしやすい構図が続いているとみられる。 出典: 来週の金融市場見通し(2026年8月24日~2026年8月28日)-株予報コラム

本日の注目点

参考リンク