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日本株

日本株 2026-08-16

3行まとめ

  • 直近取引日(8/14金)の東京市場は日経平均が4日続伸し68,713.80円(+405.21円、+0.59%)、TOPIXは4,197.20(+21.16、+0.51%)で終値ベースの最高値を更新。グロース市場250指数も744ポイント(+9ポイント)と反発した。
  • AI・半導体関連への物色が続いており、野村證券は日経平均の2026年末見通しを70,000円へ上方修正するなど強気の声が優勢。ただし8月は前半高・後半安になりやすいとの警戒も出ている。
  • 8月17日には2026年4-6月期GDP1次速報の発表が控えており、民間予測では前期比年率+2.0〜2.9%程度とプラス成長が見込まれている。

※本日(8/16)は土曜に続き日曜で東京市場は休場。以下は直近取引日である8月14日(金)の内容を中心にまとめている。

市況サマリー

指数 終値 前日比
日経平均株価(日経225) 68,713.80円 +405.21円(+0.59%)
東証グロース市場250指数 744ポイント +9ポイント
TOPIX 4,197.20 +21.16(+0.51%、終値最高値)

取得時点: 2026年8月14日(金)東京市場大引け。出典: 株式ちゃんねる財経新聞(グロース250)

指数別動向

日経225

前日の米国市場でNYダウ・S&P500・ナスダック総合がそろって上昇したことを受け、東京市場でもAI・半導体関連中心に買いが先行。取引時間中には69,000円台に乗せる場面もあったが、その後は上げ幅を縮小し405円高で終えた。4日続伸となり、週間でも上昇基調を維持している。出典: 財経新聞

なお8月5日には日経平均が2,342円の大幅続伸となり2週間ぶりに66,000円台を回復した局面があり、アドバンテストとソフトバンクグループの2銘柄だけで約1,243円分を押し上げるなど、半導体・AI関連への物色が8月を通じて相場のけん引役となっている。出典: nikkeiyosoku.com

グロース市場250

主力株買いやセクターローテーションを受けて反発し、744ポイント(+9ポイント)で引けた。新興株特有の金利感応度の高さから、日銀の金融政策・長期金利動向の影響を受けやすい点に留意が必要。出典: 財経新聞

強気派 vs 弱気派

強気派

  • 野村證券のストラテジストは、2026年度の会社計画で約6割強が経常増益を見込むなど好調な企業業績を根拠に、日経平均の2026年末見通しを70,000円へ上方修正。値上げや自社株買いによる株式数の減少がEPS拡大を支えるとの見立て。出典: NOMURA ウェルスタイル
  • AI・半導体関連企業の2026年度経常利益見通しは、年初時点で6兆円程度だったものが6月時点で2.2倍の13兆円超に上方修正され、7月以降も上方修正が続いているとされ、業績面の強気材料として挙げられている。出典: マネクリ

弱気派

  • マネックス証券のレポートは、8月は前半高・後半安となりやすく、高値掴みに注意すべきとの見方を示している。直近までの急ピッチな上昇の反動を警戒する内容。出典: マネクリ
  • 個別では、ブリッジインターナショナルグループが26年12月期の大幅減益見通しを発表、トレンドマイクロ(トレンド)もクラウド関連費用の想定超過で最終減益見通しに転じるなど、決算を受けた急落銘柄も散見され、業績のばらつきに対する警戒感がある。出典: 株探

経済ニュース

  • 2026年4-6月期GDP1次速報: 8月17日(月)公表予定。大和総研は前期比年率+2.5%(前期比+0.6%)、ニッセイ基礎研究所は前期比年率+2.4%(前期比+0.6%)、別の民間予測では+2.0%〜+2.9%とプラス成長が見込まれており、3四半期連続の増加になる見通し。出典: 大和総研ニッセイ基礎研究所
  • 注目個別銘柄(8月14日): 値上がり率上位ではネクソンが特別配当415円実施予定を好感し週間で24.4%上昇。ズームは円安効果などを背景に26年12月期業績予想を上方修正し13.5%上昇。日機装も業績・配当予想の上方修正で13.2%上昇。値下がりではブリッジインターナショナルグループとトレンドマイクロが決算を受けて急落(いずれも週間で二桁%の下落)。東証プライム市場全体では値上がり銘柄が72.2%を占め、地合いは総じて堅調だった。出典: 株探(値上がり率)株探(値下がり率)

日銀・金利・為替

  • 日銀: 2026年6月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ1.00%とした。7月会合では据え置きとしつつ、今後も経済・物価・金融情勢に応じて追加利上げを進める方針を維持しており、市場では2027年4月以降に数カ月に1度のペースでの追加利上げが観測されている。出典: 第一生命経済研究所
  • 金利: 上記の利上げ観測や長期金利上昇を背景に、8月には主要銀行の住宅ローン固定金利がほぼ全面的に引き上げられた。出典: モゲチェック
  • 為替: ドル円は8月14日、1ドル=159.32円(前営業日比0.18円のドル安・円高方向)で推移。円安基調は輸出関連企業の業績を支える一方、内需・輸入コストへの影響が意識される水準が続く。出典: ダイヤモンド・ザイ

テクニカル分析

日経225

14日RSIは57.2程度で「買い」を示唆する水準。5日移動平均(65,315.40)・50日移動平均(64,636.21)ともに現在値を下回っており、短期・中期の移動平均線がいずれも上向きの「買い」シグナルを示している。騰落レシオ(25日線)は8月5日時点で122.21であり、過熱感を示す120を上回る水準まで買われていたことがうかがえる。出典: 投資の森投資の森(騰落レシオ)

グロース市場250

個別の移動平均・RSI値は本日の調査では確認できなかったが、主力株買いやセクターローテーションを受けて反発しており、地合いは日経225と概ね連動している。

本日の注目点

  • 8月17日(月)に2026年4-6月期GDP1次速報の発表が予定されている(上記「経済ニュース」参照)。
  • AI・半導体関連の業績上方修正の流れが続くか、また8月後半にかけて相場の反動安が出るかが引き続き焦点となる。

参考リンク